Bast
/bæst/
樹皮繊維、悪党、ろくでなし
源流
樹木の内側の柔らかい繊維質の層。
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柔らかい + 繊維 + 皮 = 基礎 / 粗野
深層理解
Bast は本来、シナノキ属の木の内側の繊維質の樹皮を指し、ロープや籠を作るのに使われる。この「粗くて丈夫な素材」という物理的なイメージから、転じて「基礎的で粗野なもの」や「ろくでなし」という意味に派生した。
現代では特に「bastard(私生児)」の略として使われることが多く、侮辱的なニュアンスが強い。「お前、このろくでなしめ!」という罵倒語。語源的な繊維のイメージは薄れ、純粋に罵倒として機能する。
植物学では今でも「靱皮(じんぴ)」と呼び、木部とコルク層の間にある柔組織で、師管を含む。この層は植物の生命活動の基盤であると同時に、人間が利用する資源の基盤でもあった。