Cholecystitis
/ˌkoʊlɪsɪˈtaɪtɪs/
胆嚢炎
源流
胆のうの中にある石や胆汁の流れの乱れで、袋が炎症を起こして痛むイメージ。
Image
胆汁の滞り + 刺激 + 炎症 = 胆嚢が痛む
深層理解
Cholecystitis は、胆嚢(gallbladder)に起こる炎症を表す医学用語です。語の中心は chole-「胆汁」と cyst-「袋・嚢」で、そこに -itis「炎症」が付いています。つまり「胆汁をためる袋が炎症を起こした状態」という、かなり直球の名前です。
臨床では、特に胆石が胆嚢の出口をふさぐことで起こる急性胆嚢炎を指して使われることが多いです。右上腹部痛、発熱、吐き気などが典型で、単なる腹痛ではなく、胆道系のトラブルとして扱われます。
この語が示す大事な感覚は、詰まることが炎症を呼ぶという点です。胆汁そのものは本来必要な消化液ですが、流れが止まると一転して刺激源になります。つまり cholecystitis は「機能しているはずの器官が、流れの断絶によって苦しむ」という、身体のダイナミクスを表す言葉でもあります。
英語の医学用語としては、-itis が付く語の典型で、appendicitis, gastritis, tonsillitis などと同じく「部位 + 炎症」という構造を持ちます。語形を見れば意味が読めるので、医学英語の中でも比較的見通しのよい単語です。