The Word Soul

Discount

/dɪsˈkaʊnt/

割引する、値引きする;軽視する、見くびる

源流

もとは「代金から何かを差し引く」こと。目の前の金額から、ひとかたまりを切り落として小さくするイメージ。

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差し引く + 小さくする + 価値を下げて見る = discount

深層理解

Discount の核は、ただ安くすることではなく、ある価値を基準から差し引くという発想にある。店頭では値札から金額を引いて「安くする」意味になるが、抽象的には、相手の意見や功績を重要ではないものとして扱う意味にも広がる。

名詞では「割引」「値引き」、動詞では「割り引く」「見くびる」という二つの大きな流れがある。前者は経済の言葉として自然だが、後者では「その情報をdiscountする」といえば、情報の重みを低く見積もるということになる。

この語の面白さは、物理的な「金額を引く」動作が、そのまま精神的な「意味を引く」「重みを引く」へ拡張している点にある。つまり discount は、価値を切り下げる行為を、数字にも評価にも適用できる語だと捉えると理解しやすい。

現代英語では、ビジネスでは discount ratediscount store のように制度や販売形態を表し、会話では Don't discount her opinion. のように「彼女の意見を軽く見るな」と言う。特にこの否定形は、相手の可能性を先入観で削らないという強いニュアンスを持つ。

一言で言えば

To discount something is to decide how much of it you are willing to let matter.

何かを割り引くとは、それがどれだけ自分にとって意味を持つかを決めることだ。