Mankind
/ˌmænˈkaɪnd/
人類、人間全体
源流
地上に散らばる多くの人々を、性別や民族ではなく一つの「人間という種」として見渡す画面。
Image
人間 + 種としてのまとまり + 共有された運命 = 人類
深層理解
Mankind は単なる「たくさんの人」ではなく、人間という種全体を一つの集合として捉える語です。個人ではなく、人類史・文明・道徳・未来という大きなスケールで人間を見るときに使われます。
語の核には man「人間」と kind「種類・種族」があります。古くは man が「男性」だけでなく「人間一般」を表すことがあり、mankind はそこから「人間という種類」という意味を持つようになりました。ただし現代では man が男性を連想させるため、文脈によっては humankind や humanity の方が中立的で自然です。
Mankind はしばしば、科学・歴史・哲学・宗教・環境問題などの文脈で使われます。たとえば the future of mankind は「人類の未来」、a threat to mankind は「人類への脅威」です。ここでは一人ひとりの人間ではなく、地球上で同じ運命を共有する存在としての人間が意識されています。
humanity との違いは微妙です。mankind はやや古風で壮大に「人類という種」を指し、humanity は「人類」に加えて「人間性・慈悲」の意味も強く持ちます。humankind は mankind より現代的でジェンダー中立的です。
この語の深い感覚は、私たちを国籍・時代・性別・階級の違いから引き上げ、同じ種として生き、同じ地球を背負う存在として見ることにあります。Mankind は、個人の小さな生活を、人類全体の長い物語につなげる言葉です。