Tannin
/ˈtænɪn/
タンニン
源流
樹皮や植物の組織から抽出される、水溶性の苦味と収斂性を持つ化合物。
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渋み + 結合 + 保護 = タンニン
深層理解
タンニンは、植物が防御のために生産するポリフェノールの一種です。語源的には「皮をなめす」という意味のケルト語に由来し、歴史的には動物の皮を革に変えるために使われてきました。その収斂性(タンパク質と結合して収縮させる性質)が、口の中で感じる渋みの正体です。
ワインや紅茶で感じるあの渋みは、まさにこのタンニンによるものです。熟成とともにタンニン分子は結合して大きくなり、やがて沈殿して渋みが和らぎます。この変化が、ワインの熟成ポテンシャルを決める重要な要素です。
現代では、タンニンは抗酸化作用や抗菌作用など、健康に有益な側面も注目されています。一方で、食品では過剰な渋みとして嫌われることもあり、その二面性がタンニンの本質といえるでしょう。