Tartan
/ˈtɑːrtn/
タータン(格子柄のウール生地、スコットランド伝統の氏族柄)
源流
羊毛を織った、格子模様が交差する布地。
Image
縦糸と横糸の交差 + 色の組み合わせ + 氏族のアイデンティティ = タータン
深層理解
タータンは単なる布地ではなく、スコットランドの氏族や地域を象徴するコード(暗号)です。各氏族には固有の格子模様と配色があり、着る人の所属や身分を可視化します。18世紀にはイギリスの弾圧で禁止された歴史を持ち、19世紀にロマン主義の文脈で再評価され、現在ではスコットランドの誇りと伝統の象徴として世界中に広がりました。
ファッション用語として「タータンチェック」と呼ばれることが多く、クラシックなプレタポルテからサブカルチャー(パンク、グランジ)まで幅広く取り入れられ、伝統と反逆の融合を表現します。語源は古フランス語の「tiretaine(毛織物)」に遡りますが、近代的な概念はスコットランドの氏族制度と不可分です。