The Word Soul

Abroad

/əˈbrɔːd/

海外へ、海外で;広く、外へ

源流

Abroad: 家や国という囲いの外へ出て、広い場所に身を置く。

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内側 + 境界を越える + 広い世界 = 海外・外界へ

深層理解

Abroad の核は、単に「外国」ではなく、自分の所属する内側から外側へ出るという感覚です。語源的には a-「〜の状態で」+ broad「広い」と関係し、もともとは「広く外へ」「あちこちに」という空間的な広がりを含んでいました。

現代英語では最もよく 海外で/海外へ の意味で使われます。go abroad は「海外へ行く」、live abroad は「海外で暮らす」、study abroad は「留学する」。ここで重要なのは、abroad が名詞ではなく副詞として働く点です。つまり通常は go to abroad とは言わず、go abroad と言います。

Abroad は foreign country よりも視点が内面的です。foreign country は「外国という場所」を指しますが、abroad は話し手の基準点から見て 自国の外側にある世界 を指します。そのため、abroad には移動、距離、異文化、視野の拡張が同時に含まれます。

また古めかしい・文語的な用法では、rumors are abroad のように「噂が広まっている」、There is fear abroad のように「不安が世に広がっている」という意味もあります。これは abroad の根にある 広く散らばる というイメージが残っている用法です。

つまり Abroad の魂は、地理的な海外だけでなく、精神的にも社会的にも 慣れた境界の外へ出ること です。外に出ることで、世界は広くなり、自分自身の輪郭もはっきり見えてきます。

一言で言えば

To go abroad is to step outside the map that once defined you.

海外へ行くとは、かつて自分を定義していた地図の外へ踏み出すことだ。