The Word Soul

Concede

/kənˈsiːd/

認める、譲歩する、敗北を認める、しぶしぶ与える

源流

Concede: 相手の圧力や事実の前で、一歩後ろへ退いて道を譲る。

Image

事実の圧力 + 自尊心の後退 + 場の明け渡し = 譲歩して認める

深層理解

Concede の核心は、単なる「認める」ではなく、抵抗していたものを手放すことです。語源的にはラテン語 concedere(共に行く、退く、譲る)にさかのぼり、物理的には「場所を空ける」「後退する」という動きが中心にあります。

現代英語では、議論・交渉・選挙・スポーツなどでよく使われます。共通しているのは、相手の主張、事実、得点、勝利などに対して、完全には望んでいなくても これは受け入れざるを得ない と認める感覚です。

admit が「事実を認める」に近いのに対し、concede はより 負け・譲歩・不本意さ を含みます。たとえば He admitted the mistake. は「間違いを認めた」ですが、He conceded the point. は「その論点では相手に譲った」という議論上の後退が感じられます。

政治では concede an election と言えば「選挙で敗北を認める」。スポーツでは concede a goal は「ゴールを許す」。交渉では concede a demand は「要求を受け入れて譲歩する」。つまり Concede は、領土・論点・勝利・得点・要求など、何かの支配権を相手に渡す動詞です。

この単語の深層には、知性と屈辱の緊張があります。Concede できる人は、必ずしも弱い人ではありません。むしろ、事実が自分のプライドより強いときに、現実へ場所を譲れる人です。

一言で言えば

To concede is not always to lose; sometimes it is to let truth pass through the gate of pride.

譲歩することは、必ずしも負けることではない。時には、真実をプライドの門から通してやることなのだ。