Cowardice
/ˈkaʊərdɪs/
臆病、卑怯、勇気の欠如
源流
語源的には、危険を前にして動物が**尻尾を巻いて退く**ような姿が根にあるとされる。
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恐れ + 退却 + 責任回避 = Cowardice
深層理解
Cowardice は単なる「怖がり」ではありません。恐怖そのものではなく、恐怖に支配されて、取るべき行動・守るべき価値・引き受けるべき責任から逃げる状態を指します。
この語の核心は fear ではなく failure before fear です。人間なら誰でも恐れる。しかし cowardice は、恐れを感じた瞬間に、良心・義務・仲間・真実を見捨ててしまうことです。
語源的には Old French の coart にさかのぼるとされ、これは「尻尾」を意味する語と関係づけられます。つまり、最初の物理的イメージは、戦わずに尻尾を巻く動物です。現代ではこの身体的退却が、精神的・道徳的退却へ広がりました。
現代英語で cowardice は、戦場だけでなく、職場・政治・人間関係・倫理の場面で使われます。たとえば、間違いを知っていながら黙ること、弱い者を見捨てること、責任を他人に押しつけることも cowardice と呼ばれます。
日本語の「臆病」は心理的な弱さに寄りますが、cowardice にはしばしば moral blame、つまり「本当は立つべき場面で立たなかった」という非難が含まれます。そのため「卑怯」と訳されることもあります。
対義語は courage ですが、courage は恐怖がないことではありません。むしろ恐怖があるにもかかわらず進む力です。したがって cowardice と courage の差は、感情の有無ではなく、恐怖の前で何を選ぶかにあります。