Describe
描写する、説明する、言葉で表す、特徴づける
源流
Describe の最も物理的な原像は、目の前のものを見ながら、その輪郭や特徴を紙の上に「書き写す」こと。
Image
観察 + 輪郭 + 言葉 = 描写
深層理解
Describe は単なる「説明する」ではなく、対象を言葉によって見える形にする動詞です。語源的にはラテン語系の de-「下へ・完全に」+ scribere「書く」にさかのぼり、「書き下ろす」「写し取る」という感覚があります。つまり、頭の中のイメージや目の前の現実を、言葉の線でなぞる行為です。
現代英語では、人・物・出来事・感情・状況などを、相手が理解できるように特徴を選んで言語化するときに使います。たとえば describe a person は「その人を説明する」ですが、名前を言うだけでは不十分で、外見・性格・印象・行動など、その人をその人たらしめる輪郭を示す必要があります。
Explain との違いが重要です。Explain は「なぜそうなるのか」を理由や仕組みで解き明かす語です。一方 Describe は「それがどのようなものか」を姿・状態・特徴で示す語です。たとえば The doctor described the symptoms は症状の様子を述べること、The doctor explained the cause は原因を説明することです。
Describe は客観的な描写にも主観的な表現にも使えます。She described the city as magical. のように describe A as B と言えば、「AをBとして描く・特徴づける」という意味になり、単なる情報伝達ではなく、話し手の解釈のフレームを相手に与えます。
さらに幾何学や運動の文脈では、describe a circle のように「円を描く」「軌道を描く」という意味もあります。ここにも、言葉であれ線であれ、Describe の核にあるのは輪郭をなぞって形を与えるという感覚です。