Discrimination
/dɪˌskrɪmɪˈneɪʃən/
差别、区分、識別、差別的扱い
源流
目の前のものを見分けて、線を引き、同じか違うかを判定すること。
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見分ける力 + 線引き + 扱いの差 = discrimination
深層理解
Discrimination の核は、もともと 「区別する力」 にあります。何かを雑にひとまとめにせず、違いを見抜いて分ける。そこには本来、知性や判断力のニュアンスが含まれます。
ただし現代英語では、この語は圧倒的に 「差別」 の意味で使われることが多く、人種・性別・年齢・宗教・障害などの属性によって不公平に扱うことを指します。つまり、区別 がそのまま 不当な扱い に変質したときの言葉です。
この語の深いポイントは、distinction との対比にあります。discrimination は「細かく見分ける能力」という中立的な面を持つ一方、社会的文脈に入ると「線引きによる排除」を意味します。だから、文脈を見ずに単純に「区別」と覚えると危険です。
現代の使用では、discrimination against + 人/集団 で「〜に対する差別」、racial discrimination「人種差別」、gender discrimination「性差別」のように、ほぼ固定表現として定着しています。英語を読むときは、語そのものよりも、against や前後の社会問題の文脈に注目すると意味がつかみやすくなります。
要するにこの単語は、世界を見分ける知的な刃でもあり、人を傷つける社会的な線引きでもあります。その二面性こそが、この語の本質です。