Gentile
非ユダヤ人;異邦人;(モルモン教などで)その宗教共同体に属さない人
源流
Gentile: ある共同体の内側から見て、『われわれの民ではない外の人』を指さす画面。
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内側の民 + 境界線 + 外側の人 = Gentile
深層理解
Gentile の核心は、単なる『外国人』ではなく、ある宗教的・民族的共同体の外側にいる人という位置づけです。特にユダヤ教の文脈では、『ユダヤ人ではない人』を意味します。つまりこの語は、相手そのものの性質よりも、誰の視点から見て外側なのかを示す言葉です。
語源的にはラテン語 gentilis(同じ氏族・民族に属する)にさかのぼり、さらに gens(氏族、民族)と関係します。もともとは『ある民に属する』という意味合いでしたが、聖書・宗教的文脈を通じて、ユダヤ人の視点から『諸民族の人々』、つまりユダヤ人ではない人々を指す用法が強まりました。
現代英語では Gentile は大文字で書かれることが多く、主に宗教・歴史・聖書・ユダヤ文化の文脈で使われます。日常会話でむやみに使う語ではなく、文脈を選びます。たとえば a Gentile family は『非ユダヤ人の家族』、Jews and Gentiles は『ユダヤ人と非ユダヤ人』という対比になります。
この単語の深いポイントは、Gentile が『他者』を表す語でありながら、実は共同体の自己認識を映していることです。『Gentile とは誰か』を問うことは、同時に『内側とはどこか』『われわれとは誰か』を問うことでもあります。
注意すべきなのは、gentile と小文字で書くと別語 gentile(上品な、家柄のよい)と歴史的につながる場合がありますが、現代ではこの用法は古風です。宗教的な『非ユダヤ人』の意味では Gentile と大文字にするのが一般的です。