Occasion
機会、場合、時、出来事、きっかけ
源流
Occasion: 何かが起こるために、時間の流れの中で『その瞬間』が切り出される画面。
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時間 + 条件 + 発生 = 機会・場合
深層理解
Occasion の核は、単なる『時間』ではなく、何かが起こる条件を帯びた時点です。時計が示す neutral な time ではなく、『今なら起こりうる』『この状況だから意味がある』という、出来事を呼び込む時間です。
語源的にはラテン語の occidere(起こる、降りかかる)に関係し、『出来事がこちらに落ちてくる』ような感覚があります。つまり occasion は、自分が完全に作るものというより、状況・時機・出来事が交差して生まれる場面です。
日本語の『機会』に近いときは、chance よりも少し格式があり、偶然性だけでなくふさわしい時という含みがあります。たとえば on this occasion は『この機会に』であり、単に chance があったというより、『この場面が意味を持つ』という響きになります。
『場合』という意味では、occasion は条件付きの文脈を示します。on rare occasions は『まれな場合に』で、出来事が反復しうる複数の場面を指します。ここでは occasion は一回一回の状況の単位です。
また、special occasion のように『特別な行事・晴れの日』も表します。誕生日、結婚式、記念日など、普通の時間が儀式や感情によって濃くなる瞬間です。Occasion は、日常の時間を意味ある出来事へ変える語です。
動詞として occasion は『引き起こす』という硬い表現にもなります。His remark occasioned debate. なら『彼の発言が議論を引き起こした』。ここでも中心にあるのは、ある出来事が次の出来事のきっかけになるという連鎖です。