Saint
/seɪnt/
聖人、聖者;(特にキリスト教で)列聖された人;(比喩的に)非常に善良な人
源流
もともとは、神に属するものとして特別に区別された人、あるいは信仰のために生きた人物を指す言葉。
Image
神聖さ + 模範性 + 俗世を超えた存在感 = saint
深層理解
「saint」は単なる「良い人」ではなく、神聖さと模範性をまとった人物を指す語です。語源的にはラテン語系の「聖なるもの」に近く、元来は宗教的な文脈で、神に捧げられた人や、信仰上きわめて重要な人物を表しました。
現代英語では、まずキリスト教の文脈で「聖人」という意味が中心です。正式に列聖された人物、あるいはそれに準ずる敬意を受ける人を指します。ここでは道徳的に優れているだけでなく、共同体が『この人は特別に尊い』と認めるニュアンスがあります。
比喩的には、saint は「とても忍耐強い人」「本当に優しい人」にも使われます。たとえば She’s a saint for putting up with him. のように、『彼のわがままに耐えるなんて、彼女は聖人だ』という感じです。ここでのポイントは、単なる性格の良さではなく、限界を超えて人を受け入れる寛大さです。
また、saint は時に皮肉っぽくも使われます。相手を本当に褒める場合もあれば、『そんなに善人ぶって』という含みを持つ場合もあります。つまりこの語は、純粋な善性だけでなく、それをめぐる社会的な評価や距離感まで含む、奥行きのある単語です。