The Word Soul

Self-interest

/ˌself ˈɪntrəst/

自己利益、私利、自分の利益への関心

源流

Self-interest: 人が寒い夜にまず自分の体へ毛布を引き寄せる、という最も原初的な自己保全の画面。

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自己保存 + 欲求 + 選択 = 自己利益

深層理解

Self-interest は、単なる「わがまま」ではなく、まずは生き延びるために自分の安全・利益・幸福を優先する心の方向を指します。語の中心には self「自分」と interest「関心・利害」があり、「自分に関係する損得へ注意が向くこと」が核です。

現代英語では、self-interest は中立にも否定的にも使われます。中立的には「合理的な自己利益」— たとえば仕事で報酬を求める、健康のために休む、将来のために貯金することです。否定的には「他者や公共善を犠牲にする私利私欲」という響きを持ちます。つまり問題は self-interest の存在ではなく、それが どこまで他者を無視するか です。

経済学では self-interest は、人が行動する大きな動機として扱われます。アダム・スミス的な文脈では、人は自分の利益を追求しながら、結果として市場や社会の秩序に貢献することがある、という発想につながります。ただしこれは「利己主義は常に善」という意味ではなく、制度・倫理・信頼 がなければ自己利益は搾取へ変わりうる、という緊張を含みます。

倫理や政治の文脈では、self-interest は altruism「利他主義」と対比されます。しかし実際の人間行動では両者は完全には分かれません。家族を守ること、評判を大切にすること、社会に貢献して自尊心を得ることは、利他と自己利益が絡み合った行動です。深い意味では self-interest は、自分という存在を世界の中でどう守り、どう伸ばすか という問いです。

似た語との違いとして、selfishness は他人を顧みない「利己主義」に近く、かなり否定的です。一方 self-interest はもっと広く、「自分の利益を考えること」そのものです。enlightened self-interest「啓発された自己利益」は、自分の長期的利益のために他者や社会も大切にする、という成熟した考え方を表します。

一言で言えば

Self-interest becomes wisdom when the self is large enough to include others.

自己利益は、その「自己」が他者を含むほど大きくなったとき、知恵になる。