Sly
/slaɪ/
ずる賢い、こすっからい、抜け目ない
源流
獲物に気づかれないように、音を立てずに忍び寄る狐の姿。
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静かに近づく + 相手に悟らせない + 目的を達成する = sly
深層理解
「sly」の核は、単なる「賢い」ではなく、相手に本心や意図を読ませずに、こっそり目的を果たすところにあります。だから日本語では「ずる賢い」「こすっからい」「抜け目ない」が近いですが、文脈によっては「したたか」「ひょうきんで小ずるい」ともなります。
語感には、どこか表に出ない知恵があります。正面から勝つのではなく、観察、回避、機転、隠蔽を使う知性です。ここには「悪意の強い詐欺師」から「世渡り上手な人」まで幅がありますが、共通点は透明ではない賢さです。
現代英語では、人に対して使えばしばしば少し否定的ですが、物や表現に対して使うと軽い魅力やユーモアが出ます。たとえば a sly smile は「何かを知っているような含み笑い」、sly joke は「ほのめかしのある、ちょっと皮肉な冗談」です。
動詞や名詞ではなく形容詞として、sly look, sly remark, sly move のように「表には出さない、裏で進める」ニュアンスを作ります。つまりこの語は、能力そのものよりも、知恵の使い方が見えにくいときにぴったりの語です。