Thrombosis
/θrɒmˈboʊsɪs/
血栓症、血管内血栓形成
源流
血管という流れる管の中で、血液がゼリー状の塊となって詰まり始める画面。
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流れ + 凝固 + 閉塞 = 血栓症
深層理解
Thrombosis は、単なる「血の塊」ではなく、本来流れるべきものが、内部で固まり、通路をふさぐという現象を指します。語源はギリシャ語 thrombos「塊・凝血」にさかのぼるとされ、中心イメージは「液体が流動性を失い、危険な固体になる」ことです。
医学的には、血管内で血液が凝固して thrombus(血栓) を作る状態です。動脈で起これば心筋梗塞や脳梗塞につながり、静脈で起これば深部静脈血栓症や肺塞栓の原因になります。つまり thrombosis の怖さは、塊そのものよりも、流れを止めることにあります。
この語の深層には、生命の逆説があります。血液は傷口では固まらなければ命を守れません。しかし血管の中で固まると命を脅かします。Thrombosis は、防御機能が場所を間違えたときに病となるという概念を含んでいます。
現代英語では専門医学語として使われることが多く、日常会話では blood clot と言うことが多いです。ただし thrombosis はより診断名・病態名としての響きが強く、deep vein thrombosis(深部静脈血栓症)、arterial thrombosis(動脈血栓症)、venous thrombosis(静脈血栓症)のように使われます。