Whomever
/huːˈmɛvər/
だれであれ、だれであろうと
源流
「whoever」の強調形として、相手が誰であろうと指し示す場面。たとえば、扉を開けた先にいる“その人”が誰でもよい、という視線。
Image
誰 + 不特定 + 関係なし = その人が誰でも
深層理解
Whomever は、whoever の目的格にあたる語で、文の中では「~する人を」「~する人に」のように、相手が誰であってもという柔らかい包括性を表します。日常会話では who ever / whoever が混ざって使われることも多いですが、文法的には目的語として働くときに whomever が現れます。
この語の核心は、特定の人物を選ぶことではなく、人物の特定性をいったん外すことにあります。つまり「誰か」を名指しするのではなく、「条件を満たした人」「選ばれた人」を空白のまま開いておく表現です。そこには、排除ではなく開放の感覚があります。
文法的には、前置詞の後ろや動詞の目的語として使われやすいですが、現代英語では whomever より whoever が広く使われる場面もあります。とはいえ、whomever を使うと、やや文語的・硬質・整った響きが出ます。形式ばった文、議論、文章語でよく目にする語です。
感覚としては、「誰でもいい」ではなく、誰であってもその役割を担えるというニュアンスです。無関心ではなく、条件だけを見て人を受け入れる表現だと捉えると、whoever との違いがつかみやすくなります。