Pest
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害虫、厄介者、しつこく迷惑をかける人、疫病(古風)
源流
Pest: 人間の生活圏に入り込み、作物・身体・秩序を少しずつ食い荒らす小さな存在。
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小ささ + 侵入 + 増殖 + 被害 = 厄介な害
深層理解
Pest の核心は、単なる「虫」ではなく、人間にとって望ましくない形で生活・健康・財産を侵す存在です。蚊、ゴキブリ、ネズミ、作物を食べる虫などは pest になり得ますが、自然界にいるだけなら pest とは限りません。つまり pest は生物学的な分類ではなく、人間との関係性が生む評価語です。
語源的にはラテン語 pestis「疫病・破壊的なもの」にさかのぼるとされ、古くは plague のような疫病・災厄の意味もありました。現代英語では主に「害虫・害獣」や、比喩的に「しつこく迷惑な人」を指します。ここには一貫して、小さいが放置すると広がり、被害を大きくするものという感覚があります。
a pest と人に使うと、「悪人」というより、うるさい・しつこい・まとわりつく・邪魔になる人という軽めの非難になります。たとえば子どもが何度も質問してくる、同僚が何度も邪魔してくる、誰かがしつこく頼みごとをしてくる時に He is being a pest. と言えます。
重要なのは、pest には annoyance(いらだち) と damage(実害) の両方の幅があることです。虫やネズミなら実害が強く、人に使うと心理的な迷惑が中心になります。どちらの場合も、pest は「正面から攻撃してくる敵」ではなく、じわじわ生活の快適さを削る侵入者です。