Vaguenessは「境界がはっきりしない」という物理的なイメージに根ざします。語源はラテン語のvagus(さまよう、定まらない)で、対象が確定した境界を持たず、複数の解釈が可能である状態を指します。
日常的には「曖昧な表現」などマイナスに捉えられがちですが、科学や哲学では厳密な定義が不可能な概念(例:色のスペクトル)を扱うための本質的な概念です。また、芸術や詩では想像力をかき立てる余白として価値を持ちます。
政治や法律の文脈では意図的な戦略的曖昧さ(strategic vagueness)として、利害を調整するために使われることもあります。